東北エネルギー懇談会

お知らせ

「エネルギー講演会in仙台」を開催

2022.01.01|ニュース

 当会は、12月7日(火)仙台市において、「エネルギー講演会in仙台」(後援:河北新報社)を開催しました。

 スポーツジャーナリスト・大阪芸術大学教授 増田明美氏を講師に「スポーツと地域とエネルギーと」と題し、数々の壁を乗り越えてきたご自身の経験談や、引退後、スポーツジャーナリストとして独自の取材から感じとった選手たちの姿や強さの秘訣、生き様などについて、エネルギッシュにお話いただきました。

 先生の座右の銘は、論語の『知(ち)好楽(こうらく)』という言葉。「ひとつのことに打ち込むと知識が広がる。ただ知っているだけより、好きでやっている人の方が人生は豊かになる。そして、楽しんでいる人の方がもっと豊かになれる。知ることに留まらず人生を楽しみましょう」と会場の参加者にメッセージを送りました。

 エネルギーについては、駅伝競技のチーム編成に例え「駅伝はエースがいればいいというものではなくチームで戦うもの。“つなぎ”の区間も重要である。エネルギーについても同じこと。電源構成については、ひとつの電源に頼るのではなく火力や原子力、再生可能エネルギーなど、それぞれの長所を生かした発電を組み合わせる『ベストミックス』という考え方が大事である」と話されました。そして、「今後も取材を通じて自分で見聞きしたこと、肌で感じたことを自分の言葉で伝えていきたい」と抱負を述べられました。

 当日は、コロナ禍のなかでの開催で、ソーシャルディスタンスを確保するなど感染防止対策を十分に行い、約110名が聴講いたしました。

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