当懇談会では、エネルギー全般に関する普及啓発活動の一環として、会員の皆さまを対象に、エネルギー関連施設の状況に関して理解を深めていただくことを目的とした施設見学会を実施しています。

　今回は、8月9日に東京電力ホールディングス㈱福島第一原子力発電所と廃炉資料館を視察しました。

　当日は福島第一原子力発電所の構内に入り、使用済燃料取り出しの進捗状況や処理水・汚染水対策など廃炉作業の現場を視察し、その後、廃炉資料館において、事故の記録や教訓などを学びました。

　参加者からは「大変貴重な機会であった。今回の知見を社内に広げていきたい」「事故の教訓、廃炉に向けての技術開発、地元に対する想い、報道では解らない多くのことを学んだ」などの感想をいただきました。

東京電力ホールディングス(株)福島第一原子力発電所

1～4号機原子炉建屋の外観を見学する様子

ALPS処理水（浄化処理後の水）のサンプルを
手にとりながら安全性を確認

東京電力ホールディングス(株)廃炉資料館

廃炉作業で発生した廃棄物の処理について説明を受ける

放射性物質によるリスク低減等の労働環境改善への取り組みを学ぶ