当懇談会では、エネルギー関連施設の状況に関して理解を深めていただくことを目的に、会員対象の施設見学会を実施しています。

今回は、8月31日に東北電力㈱女川原子力発電所および女川町内の復興状況を視察しました。

当日は、女川原子力ＰＲセンターを見学後、発電所敷地内を一巡しながら防潮堤や緊急時の電源確保対策など、運転再開を目指す2号機における安全対策工事や新規制基準を踏まえた更なる安全性向上に向けた取り組みについて見学しました。さらに3号機原子炉建屋内に入り、燃料プールやタービンを見学し、原子力発電についての理解を深めました。

参加者からは「見ると聞くとは大違い。実感をもって他の人に話せる」「再稼働に向け佳境を迎える現場を見学できて良かった」「なかなか見学できない施設を見ることができ、非常に貴重な機会であった」などの感想をいただきました。

さらに、JR女川駅周辺を歩きながら、女川町観光協会の語り部ガイドさんから東日本大震災における被害状況と復興のあゆみ、女川のまちづくりについてお話を伺いました。参加者からは「実際に震災を体験し、現在も女川町民として暮らすガイドさんの生のお話を聞くことができ有意義な時間であった」との感想が寄せられました。

女川原子力PRセンター内(1)

女川原子力PRセンター内(2)

女川町内の復興状況について女川町観光協会・
語り部ガイドさんのお話を伺う

東日本大震災遺構（旧女川交番）前にて