当会は、10月23日（月）青森市において、青森県エネルギー問題懇談会連絡協議会との共催による「エネルギー講演会」を開催しました。

　東京大学公共政策大学院の有馬 純・特任教授が「エネルギー安全保障と地球温暖化をめぐる国際情勢と日本の課題」と題し講演。

　エネルギー安全保障と温暖化防止は、経済安全保障を含め地政学的な影響を受けていることや、ロシアのウクライナ侵攻などからその同時達成がより難しくなってきていることを説明しました。

　また、各国のエネルギー依存度が高まり、エネルギー安全保障上の課題として浮上する可能性を指摘したうえで、「資源に乏しい日本は国産技術の原子力を使わないという選択はあり得ない」と力説。講演会には約150名が参加し、今注目の話題に熱心に耳を傾けていました。