会員企業女性社員の皆さまを対象に「エネルギーセミナー」を実施
2025.03.28|ニュース
当会では、2025年3月6日および13日、会員企業の女性社員の皆さまを対象に「エネルギーセミナー」(2回シリーズ)を実施しました。本セミナーは、タイプの異なる発電施設の見学とテーブルトークを組み合わせた2回シリーズで、エネルギーミックスの重要性やエネルギー問題への理解をさらに深めていただくことを目的に毎年開催しています。
今回は14名の皆さまに参加いただきました。
1回目(3/6)は、女川駅前の復興状況の視察と東北電力(株)女川原子力発電所の見学です。女川町では、この町で生まれ育った語り部ガイドの女性から、東日本大震災当時の様子や復興に向けた街づくりなどについてお話を伺いました。
その後は、14年ぶりに再稼働を果たした女川原子力発電所の見学です。PRセンターでは、模型を見ながら原子力発電の仕組みを学習しました。
また、専用バスで発電所構内へ移動した後は、海抜29m、全長800mの防潮堤や緊急時の電源確保対策等を見学しました。その後、360度カメラで撮影した発電所2号機の内部をVR(バーチャルリアリティ=仮想現実)映像で見学。安全対策に対する最新の知見を取り入れながら安全・安定運転を行っているという説明に、真剣な表情で理解を深める参加者の姿が印象的でした。

語り部ガイドさんより東日本大震災当時の状況を伺う

東北電力(株)女川原子力PRセンター内にて
原子力発電の仕組みを学ぶ

女川原子力発電所構内にある防潮堤を前に
津波対策の強化について説明を受ける

PRセンターにて、女川原子力発電所2号機の
内部をVR映像で見学する
2回目(3/13)は、東北電力(株)仙台火力発電所・仙台太陽光発電所を見学しました。発電所は特別名勝・松島の一部に含まれる立地であることから、景観に配慮し白壁と瓦葺屋根からなる「蔵」をイメージした和風の外観になっています。そして、効率よく電気を作るコンバインドサイクル発電により、世界最高クラスの熱効率を実現している特徴などについて学習しました。
太陽光発電については、実際の太陽電池モジュールを前に発電の仕組みや再エネのメリット・デメリットの説明があり、太陽光を優先しながら火力の発電量を調整することで、電気を安定供給していることを学びました。また火力発電所構内のタービンフロアを実際に見学した参加者は、巨大なガスタービン・蒸気タービン・発電機の大きさに驚いていました。
午後は七ヶ浜国際村へ移動し、参加者がエネルギーセミナーでの経験をシェアする「テーブルトーク」を実施。施設見学を通して感じたことや、セミナーに初めて参加した感想などを一人ずつ発表しました。
参加者からは、以下のような感想が寄せられました。
・女川原子力発電所であれほどの安全対策が施されているとは思わなかった。2号機再稼働に向けて取り組んだ様々な安全対策を知ることができ、大変貴重な経験となった。
・女川原子力発電所の見学では防潮堤の高さに驚いた。「安全対策に終わりはない」という言葉が深く心に刻まれた。
・仙台火力発電所、仙台太陽光発電所見学では、太陽光発電を優先しながら火力発電の発電量を調整して電気を安定供給していることを初めて知った。CO2排出量だけが課題ではなく、エネルギーの安定供給も大事であることを学び、エネルギーについて深く考えさせられた。
・原子力、火力、太陽光それぞれの発電所見学会を通じて、どの発電方法にもメリット・デメリットがあることを改めて学ぶことができた。様々なエネルギーをバランスよく組み合わせるエネルギーミックスが大切なのだと感じた。
・女性対象のセミナーで気軽に参加できた。テーブルトークでは、他部門の方々が今回のセミナーでどう感じたかを知ることができ、今後の自分の業務の参考になった。

東北電力(株)仙台火力発電所の
今井達夫所所長より発電所の説明を受ける

太陽光発電のメリットとデメリットから
火力発電との関係性を学ぶ

コンバインドサイクル発電により
世界最高クラスの熱効率を実現している
仙台火力発電所

テーブルトークにて、2日間を通して学んだ
エネルギーミックスの重要性について
それぞれの想いを語る
