「エネルギーのまち上越を考える」講演会・パネルディスカッションを開催
2020.12.23|ニュース
上越エネルギー懇談会は、11月28日(土)、上越市において地域社会とエネルギーを考えるセミナーを講演会・パネルディスカッションの二部構成で開催し、約100名が参加しました。
第一部の講演会では、東京大学教養学部客員准教授の松本真由美氏を講師に「日本のエネルギー政策のいまと今後の展望について」をテーマに、第5次エネルギー基本計画における電源構成の目標や今後目指すべき2050年カーボンニュートラルの道筋などについて説明いただきました。
二部のパネルディスカッションでは、「エネルギーとともに考える 上越のこれから」をテーマに、松本氏、上越市歴史博物館の荒川学芸員、十日町で旅館を営む柳社長の3名がパネリストとして登壇。上越地域における石油の採掘や関川水系を利用した水力発電が原動力となりインフラ、産業が発展した歴史や温泉を利用しエネルギー事業に取り組む現状などについて語り、地域エネルギーの活用や上越の将来性などについて考える契機となる提言をしていただきました。