「エネルギー講演会in新潟」を開催
2021.12.15|ニュース
当会は、11月12日(金)新潟市において、新潟県エネルギー懇談会連絡協議会との共催でエネルギー講演会を開催しました。
常葉大学名誉教授・NPO法人国際環境研究所 副理事長兼所長 山本隆三氏を講師に、「脱炭素時代を生き抜く地域の戦略」と題し、人口減少や疲弊する日本経済と地域社会、産業構造の変化などの現状を踏まえたうえで、2050年脱炭素社会が地域にもたらすもの、脱炭素時代を生き抜く地域の知恵について解説いただきました 。
地域が生き残るためには、付加価値額が高く雇用が多い産業を育成し、成長産業を早く見つけることが重要であり、「水素製造」と原子力関連では「小型原子炉」で生き残りを考えていくべきであると指摘しました 。
また、今後のエネルギーの選択のあり方について考えるときには、「リスクと便益」といった視点が大事であることを強調しました 。
当日は、コロナ禍のなかでの開催ということもあり、ソーシャルディスタンスを確保するなど感染防止対策を十分に行い、約190名が聴講いたしました。