当懇談会では、会員の皆さまを対象に、エネルギー関連施設の状況に関して理解を深めていただくことを目的とした施設見学会を実施しています。

　今回は、7月20日、日本原燃（株）六ヶ所原燃PRセンターと原子燃料サイクル施設を視察しました。

　当日は、六ヶ所原燃PRセンターにおいて、模型や映像、パネル等により原子燃料サイクル施設の仕組みについて概要説明を受けました。その後、施設敷地内へ入構し、低レベル放射性廃棄物埋設センターや、高レベル放射性廃棄物管理施設などを見学し、新規制基準を踏まえた更なる安全性向上に向けた取り組みについて学びました。

　参加者からは「原子力関連施設、特に放射線管理区域内は、見学できる機会が少ないため実際に現場を見て非常に勉強になった」「サイクル事業は日本に必要であり、しっかりと国民に理解してもらうことが大切と改めて感じた」などの感想をいただきました。

日本原燃（株）六ヶ所原燃ＰＲセンター視察風景

原子燃料サイクル施設の概要について説明を受ける

再処理工場の流れについて学ぶ

せん断された使用済燃料から、
ウランとプルトニウムが分離されていく様子（模型）

低レベル放射性廃棄物が収納された
ドラム缶埋設の様子（模型）