東北エネルギー懇談会

11 福島

【区分】
区分は、初心者と中級者に分けましたが、各自の判断で自由にご覧下さい。

1 福島の復興は進んでいますか?

 2019年春までに、双葉町を除く全ての居住制限区域・避難指示解除準備区域が解除されました。帰還困難区域についても、再生拠点の整備に取り組んでいます。また、除染やインフラ・生活関連サービスの整備を加速させ、新たな技術・産業の創出や産業集積の促進を通じた、福島の地域再生に向けた取り組みを進めています。

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日本のエネルギー 8福島の復興

2 福島の風評被害への対策ってどうなっているのですか?

 福島県の農林水産品に対しては、世界一厳しい「コメの全量全袋検査」、「牛の全頭検査」等を行っている他、福島県や生産者による取り組み、ネットの活用、アニメーションを使ったPRなど新しい取り組みも行い、最近では「GAP認証」の取得に向けて活動するなど多くの努力をしています。

 その結果、アジア向け輸出が震災前を超え、また、お店の棚に定番商品として並ぶことになった事例、そして福島県産品の支援企業も増加中(社員食堂など)という明るい兆しが見えてきました。

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2018/04/04スペシャルコンテンツ 風評に立ち向かう
2021/04/02スペシャルコンテンツ あれから10年、2021年の福島の「今」(前編)
2021/04/06スペシャルコンテンツ あれから10年、2021年の福島の「今」(後編)

3 福島第一原子力発電所の廃炉・汚染水対策は進んでいますか?

 福島原子力の廃炉・汚染水対策は、ロードマップに基づき、安全かつ着実に取組みを進めています。
 発生した汚染水は、当初の1/3程度に低減し、また、放射性物質を100万分の1程度に浄化した水としてタンクに貯蔵しています。

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日本のエネルギー2021 8福島の復興
2022/6/17スペシャルコンテンツ 「復興と廃炉」に向けて進む、処理水の安全・安心な処分
2018/11/30スペシャルコンテンツ 安全・安心を第一に取り組む、福島の”汚染水”対策③
2019/08/08スペシャルコンテンツ 汚染水と戦い、発生量は着実に減少、約3分の1に
2019/12/18スペシャルコンテンツ 安全・安心を第一に取り組む、福島の”汚染水”対策⑥

4 福島における新たなプロジェクトなどはあるのですか

 2014年6月に「福島イノベーション・コースト構想」をまとめ、先端的なプロジェクト等が進められています。

 この中で、エネルギー分野に関しては、未来に向けた福島県の思いを踏まえ、新エネに関するさまざまなプロジェクトが盛り込まれ2016年9月に「福島新エネ社会構想」が立ち上げられました。
 今後は、未来の新エネ社会の実現に向けたモデルを福島全県で創出し、世界に発信することで、再エネや未来の水素社会を切り拓く先駆けの地を目指しています。

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(公財)福島イノベーション・コースト構想推進機構
2017/12/21スペシャルコンテンツ 次世代の「新エネルギー社会」は福島から始まる
福島新エネ社会構想 未来を創る新たなエネルギーの先進地へ
ひろばH29/9,476号 福島での取り組みも加速!国内外の環境エネルギーの動向
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